Biarritz Day Trip
【フランスバスク】サンセバスチャンからビアリッツへ日帰り旅行してきました。
Introduction
スペインバスクのサンセバスチャン(San Sebastian)からフランスバスクのビアリッツ(Biarritz)へ日帰り旅をしました。
アクセスはバスで片道1時間程度なので同じバスク地方でも国境を超えて、それぞれの国の違いを楽しめます。
フランス ビアリッツへ日帰り旅
サンセバスチャンに数日滞在を予定している方は、ちょっと足を伸ばして国境を超えてみるのはどうでしょうか。
今回はサンセバスチャンからフランスバスクのビアリッツまで、当日の思いつきで日帰り旅行をしてみました。
移動方法の解説も交えて紹介して行きたいと思います。
同じバスク地方でも雰囲気が異なる
スペインバスクとはまた違った雰囲気です。建物の様子もガラッと変わり、おしゃれな海沿いの街を楽しむことができます。
フランスバスクは人気スイーツマカロンのオリジナルが生まれた地域でもあるので、スイーツなど食事ももちろん楽しめます。
サンセバスチャンからのアクセス
サンセバスチャン⇄ビアリッツへのアクセスはバスの利用がおすすめです。
片道がちょうど1時間程度という距離なのであっという間に付き、気軽に国境を超え別の国の文化に触れられます。
サンセバスチャンのバス乗り場
ビアリッツ行きのバスはドノスティア駅(サンセバスチャン駅)の地下にあるバスターミナルから出ています。
何個かビアリッツ行きのバス会社はありますが、行きたい時間帯にあったALSAを利用しました。
片道一人あたり€7.0で移動できます。
サンセバスチャン⇄ビアリッツ間の移動方法に関しては別の記事で詳しく紹介しているのでこちらを読んでみてください。
サンセバスチャンからビアリッツへの移動について
サンセバスチャン⇄ビアリッツ間のおすすめの移動方法について解説しています。
サンセバスチャンのバスターミナルにて
当日思いつきでの移動だったので、とりあえずサンセバスチャン駅のバスターミナルまで行きバスのチケットを買うことにしました。
券売機では当日券が買えなかった
チケット販売機がバスチケット窓口あたりの階段下にあるので当日のビアリッツ行きを検索してみましたが、一覧に表示されず買えませんでした。
窓口にてチケット購入
満席かなと焦りましたが、ALSA(バス会社)の窓口で「ビアリッツ行きのバスチケットありますか?」と聞いてみたらすんなり購入できました。
チケット窓口は運行会社によって分かれているので、乗りたい時間のバスがどの会社のものなのかは把握しておきましょう。
ビアリッツ空港利用者も多い
ビアリッツ行きのバスは途中で停車するビアリッツ空港で降りて行く人も結構多かったです。
平日の午前中でしたがバス自体も結構混んでいました。
旅行する時期や時間によってはチケットの事前購入を検討することもオススメします。
[TIPS] 長距離バスに乗る際に知っておきたいこと
バスのトランクに荷物を入れる場合、作業は自分で行います。
日本の空港行きのバスのように荷物を係の方が入れてくれるようなサービスはないので注意しましょう。
ビアリッツ散策
ビアリッツのバス停から観光スポットの集まる海沿いまでは歩いて10分程度あれば行くことができるのでかなりアクセスが良かったです。
ビアリッツは控えめに言っても最高な街でした。
初めてのフランスバスクでしたが、スペインバスクと比べると建物は白基調が多く、明るく整っている感じの印象を受けました。
5月上旬に訪れましたがサーフィンをやっている人や日光浴をしている人など、すでにビーチには沢山人がいました。
ビーチ沿いに座って、ゆっくり過ごすのもおすすめです。
ビアリッツの地形
中心街のあたりは結構坂が多く、移動は常に上がっているか下がっているかという感じでした。
動きやすい靴を履くことをおすすめします。
高速バスがすんなり走れるような大きい道があるような街の作りではないので、ちょっと離れた場所にバス停があるのだと思います。
Puig & Daro にてランチ
昼食は、坂の途中にありテラス席のある開放的なお店「Puig&Daro」に入りました。
(コロナの影響で既に閉店してしまっているようです。)
店員さんは気さくな人で、英語でも対応してくれました。
店内にはバスク地方らしくピンチョスのラインナップもあり。
カラマリとグルメチュロスとサングリアをオーダーしました。
甘くないグルメチュロスが美味しかったです。
ビアリッツ観光
今回の日帰り旅行でビアリッツにて訪れた場所やお店を紹介していきます。
ビーチ散策
ビアリッツはビーチが沢山あります。
海岸沿いはだいたいビーチになっており、サーフィンでも日光浴でもゆっくりとした時間を送れると思います。
マカロンを食べに
フランスバスクはマカロンの原型が生まれた地域でもあります。
食べてみたいということで調べて行ってみました。
今回訪れたのは、Maison Adamというお店です。
店内にはめちゃくちゃ美味しそうな焼き菓子やショコラが並んでいます。
お土産用に購入するのもかなり良さそうです。
下の画像がマカロンになります。
マカロンは一個からの単品買いもでき、一個€1.00という安さ。
見た目は焼き菓子の茶色系で、オリジナルなりの素朴さを感じる様な味でした。
もちっとした、弾力/粘り気のある食感で、今のマカロンに通じるものを感じました。
City Ocean
フランス語ではCite de l’Oceanと書かれており、海・サーフィンの博物館です。
VRを使ったサーフィン体験やアトラクションなどもあり面白かったです。
中心街から10分程度バスで移動した場所にあります。
建築好きならぜひ訪れてほしい場所です。
世界的に有名な建築家Steven Hall (スティーブン ホール)の設計した建物です。
波をイメージした様なフォームの屋根など面白い作りをした建物になっており、視線の先にはビスケー湾を臨む事もできる最高のロケーションです。
スケートに良さそうな見た目の屋根ですが、ガタガタ/ザラザラしているので実際に滑るのは厳しそうでした。
アクセスは中心部から出ている10番のバスに乗って、バス停Cite de l’Oceanで降りたすぐのところにあります。
乗車時間は10分くらいです。
スケートに良さそうな見た目の屋根ですが、ガタガタ/ザラザラしているので実際に滑るのは厳しそうでした。
アクセスは中心部から出ている10番のバスに乗って、バス停Cite de l’Oceanで降りたすぐのところにあります。
乗車時間は10分くらいです。
ビアリッツのおすすめ観光スポット5選
ビアリッツ市内にあるおすすめの観光スポットを紹介しています。
サンセバスチャンへ戻る
City Oceanからビアリッツ中心街あたりに戻ってきたあたりで夕方になっていました。
そろそろサンセバスチャンに帰る手配をしていきます。
バスチケットを購入する
帰りのバスのチケットを買っておらず、ちょうど降りたバス停のすぐ近くにツーリストインフォメーションセンターがあったので寄って聞いてみました。
インフォメーションセンターの場所は、Jardin Publicのロータリー前にあります。
「カードで支払えるなら帰りのバスを予約することはできるよ!」ということだったので、無事帰りのバスチケットをゲットです。
ちなみにカード決済というよりは、オンラインのバス予約画面にカード情報を入力して貰う方法での支払いだったので、抵抗のある方は事前に帰りの分のバスも買っておくことをおすすめします。
帰りのバス乗り場へ
帰りのバス停も無事見つけられました。
乗り場はただバス停っぽい屋根があるだけの場所でした。
バスの時間が近づくとある程度人が集まってくるので周りの状況をしっかり確認することをおすすめします。
ということで、かなり満喫してサンセバスチャンに無事戻りました。
まとめ
日帰りだとあっという間でした。
スペインバスクとは違う魅力を感じることができます。
ビアリッツまで足を伸ばす人はなかなか少ないかもしれませんが、魅力がかなりある街なので時間に余裕のある方は行ってみることをおすすめします。